ITアーキテクチャー構築入門、発刊!

「1からはじめる ITアーキテクチャー構築入門」ついに発刊!日本IBMの現役バリバリで最新アーキテクチャーを構築しているアーキテクト16名で執筆したものです。

副題に「システム設計の基礎から実践まで」とあるように、前半はアーキテクチャーとは何かから始まり、システム設計で使うアーキテクチャー構築の基礎です。後半は、クラウドやIoT、Watsonを使う場合などの実践的なアーキテクチャー構築法になっています。

以下の表紙の左に「日経SYSTEMS」と入っているように、こちらは実は昨年一年間日経BPさんの日経SYSTEMSで連載していたアーキテクチャー構築入門の記事を、書籍にしていただいたものです。

10年以上前にも、日経IT Proの記事をベースに、日本IBMのアーキテクトが執筆したアーキテクチャーの本が出ているのですが、日経BPさんがそれを持ってきて「この新しいのを作りたいんです!」との話をいただき、私と田端さんで話を始めました。その後15人の日本IBMの現役トップ・アーキテクトに協力してもらい、書籍化が実現したものです。

前半は、IBMのアーキテクトなら全員お馴染みの、基本的なアーキテクチャー構築手順(Architectural Thinking)です。意図的に少しぼやかしてありますので、皆さん行間を読んで活用してみてください。

後半は、アーキテクトがイマドキのアーキテクチャーを構築する際に気をつけなければいけない「落とし穴」をキーワードにまとめてあります。アーキテクチャー構築には、「口ではきれいなこと言っているけど、実は実践する際は気をつけなければいけないことが・・・」というコトが多いですので、そのヒントになるようなポイントをまとめました。特に「クラウド」「ワトソン」「アジャイル」「IoT」「FinTech API」のそれぞれにフォーカスしてまとめてありますので、これから新しい技術を活用するアーキテクトは必読の書です!

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