IBM Fellow 就任について

皆様、二上はこの度 IBM Fellowに就任いたしました。日頃お世話になっている、お客様とIBM社員のおかげです。本当にありがとうございます。以下に IBM Fellow就任の紹介文の邦訳を転載させていただきます。

これからもよろしくお願いいたします。

※※※ 紹介文 ※※※

二上哲也は現在、日本IBMのオープン・ハイブリッド・クラウド推進チームを牽引しています。Red Hatのオープンな技術を活用する事で、マルチクラウドと企業内のオンプレミスの両方で可搬性の高いシステムを実現し、さらにアプリケーション開発と基盤構築の俊敏性を高める事でお客様のデジタル・トランスフォーメーションに貢献しています。

彼がIBMのキャリアの中で最初に着目したオープン技術は、30年前のCORBAでした。CORBAはオープンな分散オブジェクト技術で、プラットフォームを選ばず複数のコンピューターで通信するためのものです。その後CORBAはJavaに標準採用され、Java 2 Enterprise Editionに発展しました。彼は常にこれらのオープン技術の企業での活用プロジェクトをリードしてきました。その後、よりシンプルにXMLで通信できるSOAPの登場でSOAが発展し、彼は多くの企業の基幹システムも含めた全体アーキテクチャーを構築しました。次に彼はAPIの利用を推進し、FinTech企業と金融機関など800以上の企業間での連携を実現しました。これらは全て、現在のオープンなハイブリッド・クラウドの実現に生かされています。彼曰く「ITの技術は決して不連続ではなく、川の流れのように連続性があります。離合集散しながらも必ずよりオープンでシンプルな方向に広がっていきます。新規環境だけでなく、既存環境も含め全体がよりオープンになっていくのです。」。

しかし、技術が優れていても必ず普及するわけではありません。「価値のある技術をいち早く見極め、多くの人にその利点を知っていただき、各業種で活用しやすくしたソリューション資産にして提供する必要があります。それには技術者だけではないチーム力が大切になります。私はIBMでそのチームに恵まれました。」彼はそう感謝しています。

彼は IBM Fellowになっても、常に新しいオープンな技術を取り入れ、それを広め、お客様のさらなるデジタル・トランスフォーメーションに貢献し続けたいと考えています。「常に新しい技術を取り入れ応用することで、新しいビジネスの創出やさらなる効率化が可能になります。それをチームで継続していく事でチームの技術力が向上し、お客様により良いソリューションをお届けできます。それができる技術者集団こそがIBMの強みであり、そこからまた新しいFellowが誕生して欲しいと考えています。」技術者の育成こそが世の中の発展に貢献すると彼は考えています。