IBM Think – ロボットがハンコを押すデジタル時代

6/11-12に IBM Think の日本のイベントが品川で開催されました。印象的だったのは、いよいよ AI や IoT といった最新テクノロジーが本格的に使われ始めたということ。一年前とはレベルの異なる、本格的な協業が進んでいます。一番印象的だったのは、安川電機さんのロボットとIBM Watson のコラボ。まずは以下のビデオを見てください。

なんと、銀行の窓口でハンコを押すロボットだそうです。クラウド上では IBM Watson が動いてIoTで上がってきたデータを分析します。が、銀行の窓口では規則でどうしてもハンコが必要な部分も残っており、窓口業務を効率化するために、プリントアウトされた紙をロボットが自ら取ってハンコを3回も押して箱にしまうという、この秀逸さ。まさに、物理的なRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、人の作業のデジタル化もここまでくると立派ですね!

健気にきちっと3ヶ所ずつハンコを押して、紙の半分を切ってそっと返してくれるロボット君が、かわいくてしょうがありません。

安川電機さんとはこの他にも、本格的に工場のロボットと、クラウド上の IBM Watson のコラボの本格的なシステムを構築していただいています。これからますます、工場も銀行もインテリジェントになっていきますね!