nikami のすべての投稿

FinTech – 始めました

2/25
今日は日経BPさんと共催のFinTechセミナーで講演。100名近くの方に参加いただきました。特に以前プロジェクトで一緒にお仕事させていただいた方々も来てくださって、うれしかったです。

FinTechが拓く未来
http://ac.nikkeibp.co.jp/itp/ibm0225/

今回のセミナーでは、APIバンキングと、そこで使える以下の 「FinTech共通API」 というソリューションの紹介をしました。

@IT:日本IBMが「FinTech共通API」の提供を開始
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1602/24/news107.html

APIとは昔ながらのIT用語で、アプリケーション・プログラミング・インターフェースのことです。以前はパソコンの中でライブラリを呼び出すためのインターフェースがAPIでした。が、今はクラウドに様々な機能を提供するAPIがあって、それをアクセスすることで自分のアプリに取り込めるようになりました。

現在、いわゆる FinTechの家計簿アプリなどは、スクリーン・スクレイピングと呼ばれる裏で画面アクセスをシミュレーションする形態を取っています。これを、APIアクセスに変えて、セキュリティやサービスの向上を実現しようという話です。詳しくは、以下の 11/6 の記事を参照ください。


2/25
日経BPさん共催の 「FinTechが拓く未来」 セミナーでは、私の他に、freee社の佐々木社長と、上智大学の森下教授が講演されました。

freeeの佐々木さんは、クラウド上で会計ソフトを提供されて大変成功されていますが、話を聞いてその先見の明に改めて感嘆いたしました。今後は融資申請などの際に、企業が会計レポートを銀行に提出して審査してもらうのではなく、銀行に会計クラウドの場所を教えてたら勝手に銀行が見て審査してくれるように日本もなるのだ。という話には驚きました。

佐々木さんは特に、アプリのユーザー・エクスペリエンスがいかに重要かを説明くださり、やはりアプリは使い勝手が命とのことでした。freeeさんが語ると、説得力ありますね。また、AI技術を使って出納項目の分類をしているとの事。使い勝手の良さで人を引きつけて、AI技術で差別化をするのは私の講演内容とも合致していたので、その後話しやすかったです。

次は以下の上智大学の森下教授。非常にスマートな方でためになる法律の話でした。日本の金融を支えてらっしゃる方だなぁと思いました。

森下教授

法律上は誰が責任者かが大切だが、Blockchainは一体誰が責任者になるのか? という問いかけには、ハッとしました。確かに法律ではそこが難しいですね。逆に法律で縛れないところが、Blockchainは得意なのかもしれません。

また、法律と技術はバランスが大事とのお話、まさに目から鱗でした。正しく法律を決めるためには、技術的リスクを正確に把握する必要があるので教えて欲しいとの事。てっきり我々は法律で規制される側だと思っていたのですが、法律家の方は技術的情報も必要にしていたのですね。本当に貴重なお話、ありがとうございました!


11/6
FinTechの講演をした内容を、日経電子版で紹介いただきました。金融(Finance)で最新技術(Technology)を活用して、新しいサービスを始めましょうという話です。スマホとかこれだけ普及したら、いつでもどこでもネット経由で金融機関にアクセスできるから便利ですよね。

https://esf.nikkei.co.jp/t/f/fintech16/index_lmt.html
(アクセスには日経IDを取得いただく必要があります)

最近マネーフォワードさんやマネーツリーさんといった家計簿アプリを中心に、銀行さんとかにスマホからアクセスして口座残高照会とかできるようになって便利になりましたよね。先日の飲み会で聞いたら、若者の半数が既に使っていました(おじさんはともかく)。こういったスマホやクラウドなどを使った、金融系の便利なサービスが増えてきています。

そういったFinTechアプリを作っているのはベンチャー企業の方が多いのですが、オフィスが原宿にあったり、会議の服装もTシャツだったりと、随分とこれまでの金融のイメージと違います。先日もFinTech Meetupといううちのイベントが渋谷で開催されたのですが、ダークスーツの人とTシャツの人(左下あたり)が入り乱れて、なかなか興味深い光景でした。

FinTechMeetup

でも、この異なる文化がぶつかって化学反応が起きているからこそ、今非常にFinTechが熱いんだと思います。新しいアイデアのサービスが、どんどん出てきてます。ですが、さすがにお金がからむ話なので、そこはしっかりした仕組みで管理して欲しいですよね。そんな話を講演したら、日経さんが記事にしてくださいました。(宣伝)

ふとしたきっかけで始めたFinTechですが、日々ものすごいスピードで進化していて、技術屋にはジェットコースターに乗っているように楽しいですっ!

 

SEO – 検索エンジン最適化 してみました

検索エンジン最適化 は、SEO (Search Engine Optimization)の訳で、検索エンジンで検索した際に上位に来るための工夫をすることです。ネットに書き込んだからには多くの人に読んで欲しいものですが、Google検索した時に上の方に表示されると見られる確率は高いですよね。このサイトで実験してみました。さて、検索順位は上がったでしょうか?

SEOでそのWebページの検索順位を上げるには、以下のようなコツがあります。

  • まずそのページがどのような用語でGoogle検索されるか、想定。
  • その用語が、タイトル・URL・本文に多く出てくると検索されやすくなる。
  • タイトルの単語数が多いと一つの重みが減るため短めにする。
  • URLに意図的に検索されそうな単語を入れる。
  • 1ページにある程度の文字数を記述し、画像も多用する。
  • Googleに自分のサイトを登録し、検索してもらい易くする。
  • 他のサイトのページからリンクしてもらう。

いずれも重要ですが、おそらく一番重要なのは、最後の他からリンクをしてもらうことでしょう。ただ、お金を払って多くリンクしてもらうようなバレバレな事をすると逆効果のようです。私はとりあえず、他にいくつか持っているサイトからリンクしてます。

もう一つ自分でやるべき事は、Googleへのサイトの登録です。Googleに自分のサイトの最新状況をお知らせすることで、検索エンジンが見回る(クロールする)際に最新のページも認識してくれます。以下のGoogleさんの「Webマスター」を有効活用してください。(詳細後述)

https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja

登録すると、そのWebマスター・ツールの[検索トラフィック]の[検索アナリティックス]で、どのページが何度検索で表示され、その中で何回クリックされたかを以下のように確認することができます。

SEO_google_analytics

このサイトでは 「タグホイヤー コネクテッド iphone」 という用語で検索・アクセスされた回数が一番多く、掲載順位は平均 「1.7位」 になっています。Google検索結果は検索した人や日によって順位が変わるのでゆらぎますが、1.7ということはだいたい一位に表示されているということですね。これ位だと、CTR(検索結果表示に対する実際にクリックされた割合)が 56%と、半分以上の人がクリックしてくれています。次に多いのは 「bluemixとは」 で平均5.9位。15%の人がクリックしてくれています。いずれも前述のSEO対策をしてみたページで、なかなかの成果と言えますね。

サイトへのアクセス状況

このサイトはWordPressで構築していて、「WP Statistics」 というプラグインで以下のようなサイト統計を表示することができます。大きくアクセス数が伸びているところは、Facebookで記事を紹介した時で、そういうタイミングでアクセス数が伸びているのがよく分かります。

SEO_access

プラグインによっては、以下のようにアクセスしてきた人の国別の人数や、ブラウザの種類も表示することがで、面白いですね。

SEO_country  SEO_browser

SEO対策のスキルは、デジタル時代にソーシャルで活動していくには必須ですね!

続きを読む SEO – 検索エンジン最適化 してみました

Force – BB-8をフォースで動かす?

スターウオーズで新登場した BB-8 の模型を、フォースで、しかもBluemixも使って制御している YouTube がupされています。どうも、BluemixのIoTサービスを使って、脳波センサーから上がってくるデータをリアルタイムで処理し、Bluemixでアクション・フローを制御してBB-8にリモートでコマンドを送っているようです。
確かに何だかフォースっぽい!

これ、他にも何か応用できそうですねー。

 

Try Bluemix – クラウドに誰でも無料でWebサイト作成

1/10
Bluemix を使ったクラウド開発の一連の流れを以下にまとめ直しましたので、一通りやってみたい方は是非トライしてください!

⇒ Bluemixを活用したクラウド開発シリーズ

上記シリーズでは、Cloudantデータベースへのデータ格納サンプルも追加しています。


1/9
以下では、ブラウザだけで開発する、Bluemix DevOps開発環境を使ったやり方を紹介しましたが、ローカルPCで、Eclipseで開発することもできます。

⇒ Bluemixと Eclipseで連携して開発する方法

やはりしっかり開発する時は、ローカルPCの Eclipse でコーディングしてからクラウドに上げたいですよね。その場合も、コマンドとか使わず開発(Dev)後すぐにサーバーで運用(Ops)できる DevOps 開発ができます。


12/30
下の12/26版でBluemixのWebサイト構築が完了したら、いよいよ動くWebサイトを作り。Bluemixの売りの一つでもある、JavaScript言語のサーバー実行環境 「Node.js」 を使ってみましょう。既に環境構築は終わっているので、後は動くプログラムを以下の手順でコピーしてください。

⇒ Bluemix DevOpsで作る Node.jsで簡単サンプル

上のリンク先にあるように、Node.jsのサーバー側JavaScriptである、「app.js」 に十数行のプログラムを追加し、ブラウザに表示される 「index.html」 にも十数行追加し、そこから呼ばれる二十数行の 「ui_table.js」ファイルを追加することで、以下のような画面を表示することができます。

4.bm_apl画面結果

こちらの画面の下の項目名のところに名前をインプットし 「追加」 ボタンを押すと、サーバーのNode.jsのJavaScriptで時間を取得して、画面に一行動的に追加するという、簡単なアプリケーションです。

このアプリではNode.jsのメモリーの中だけでデータを保持していますが、次はデータをCloudantのデータベースに保存してみましょう。


12/26
クラウドくらいは自分もやってみないと、デジタル時代に乗り遅れるかなと。いうわけで、 Bluemix で自分のWebサイト作ってみたので皆さんと共有です。結構簡単で、ユーザーID取得したら誰でも20-30分で自分のホームーページが作れます。IDの取得とログインの方法は以下で、e-mailアドレスと氏名を入力すれば利用できるようになります。

⇒ Login – Bluemix のためのIBM ID取得

Bluemixにログイン(サインイン)したら、後は以下の手順で自分のWebサイトを構築してください。画面のアイコンをポチポチ押すだけでWebサイトに必要なソフトをそろえて立ち上げてくれます。

⇒ Bluemixとは何かと、使い方

やってみると、最後に以下のような画面が可能に。
アドレスは、http://XXXX.mybluemix.net/ とかになり、「XXXX」 のところのアプリ名は自分の名前でも何でも好きに指定できます。

2.Bluemix_result2

あとはこの手順の最後に入力した 「こんにちは!」 のところを自分の好きな文章や画面に変えると、自分のホームページのできあがりです。

Bluemixは30日間は試用期間で無料なのと、その後も一定量以下の使用であれば無料なので、安心してトライしてみてください。

この手順は、とある銀行様で活用いただいて好評なのと、近々うちの部署の数百名の Bluemixハッカソン(?)で使って、全員クラウド開発を体験してもらう予定です!

 

Smart Watch – Android Wearの タグホイヤー コネクテッドを購入!

4/1
タグホイヤー・コネクテッドで、上のフォトのようにウォッチのフェースに歩数系が表示できるようになりました!「テーマ」フェースで「Google Fit」を選択すれば、真ん中上に歩数計が常時表示されます。何の操作をしなくても、すぐに本日の歩数が確認できるので便利ですね。

タグホイヤーコネクテッドでは最初からこのデザインが宣伝に使われていたのですが、実際には表示することができませんでした(この表示が欲しかった!) ちなみに、ペアのスマホがiPhoneでも表示できます。


1/15
最後は、カレンダーと電卓。カレンダーはスケジュールと連動していて、電卓は普通に使えます!

calendar_calc


12/23
続いては、Android Golfshot。これはまだゴルフ場では使ってませんが、Android版のGPS機能付きゴルフ・アプリの、Android Wear版。ゴルフ場でスマホを取り出して確認するのはちょっと面倒ですが、これなら下の左のようにウォッチでグリーンまでの距離が確認できます。

android wear golf

また、上の真ん中のようにコースにおける場所が確認できたり、各ショットを打った場所も記録していける模様。もちろん、スコア登録やコンペでのスコア共有も可能そう。もちろん右のスマホで後からじっくり分析できます。これらの機能までは無料で使えるんですね。次回コースで使って、ゴルフもデジタル化します!


12/19
ついに今度は、Androidスマホの SONY Xperia と、タグホイヤー・コネクテッドをペア設定。Android Wear 5.1.1ではまだ、一時点で一台のスマホとしかペアリングできないので、ウォッチの設定し直しが必要でした。が、さすがAndroidどうし、iPhoneの時よりもさらにパワーアップです!

⇒Androidとの接続のしかたは、こちら

特にIngressやGoogle Mapがウォッチでできるのは、とても便利。

AndroidWear-Ingress-GoogleMap

上の左の画面が、Ingressで自分の近くのポータルのある場所を表示しているレーダー画面です。真ん中は、ポータルが近くに来た時に表示される画面で、ポータルの写真が表示され、真ん中に 「Hack」 ボタンがあります。なかなかカッコいい画面ですよね。

上の右はGoogle Mapで、ウオッチの小さな画面でもしっかり地図とそこがポイントしている場所を確認することができます。特に地図は、今自分がどこにいるかクイックに確認するのに最適ですね!


11/25
なんだか スマートウォッチ 付けて生活していると、自分がかなり 「デジタル化」 された気分。何でしょう、スマホだけの時にはそこまで思わなかったけど、ずっと肌に触れているからか体がデジタル化された錯覚に陥ります。

スマホに電話が来たら、以下の左のように、メッセージが来たら右のようにウォッチに通知されます。ポケットの中のスマホよりも、ダイレクトに体に教えてくれる感じです。

ウオッチ通知

今日のスケジュールも(会社のVerse/NotesのスケジュールがiPhone上に連携されているもの)、ウオッチのフェースを下から上にスワイプしていくと見ることができます。MTG中にこっそり次のMTGがどこの部屋か見れるので便利です。 (^^♪

何も取り出さなくても常に必要な情報が表示できるって、良いですね!


11/21
タグホイヤーの店員さんと交渉し、何とか黒の 「タグホイヤー コネクテッド」 をGET。既に品薄だそうです。最初はデモとして7色仕入れたけど、今後は黒がメインとの事。右の竜頭を押して早速立ち上げたら、以下の「ようこそ画面」が!スワイプして、日本語選んで設定しました。(裏の青いのが化粧箱。ちょっとカッコいい)

タグホイヤー・コネクテッド初期画面

私は実はプライベートでは アンドロイド派ですが、アンドロイドが接続できるのは当然なので、まずは iPhoneとつないでみました。(ちなみに、アンドロイドがあるので、iOSとしかつなげられないApple Watchは敬遠してました・・) コネクテッドは、名前の通りスマホに接続しないと全く使えません。

⇒iPhoneとの接続のしかたは、こちら

タグホイヤー・コネクテッドの良いところは、スマートウォッチなのでいろんなフェースが楽しめるところ。私はトップのフォトの青のクロノグラフが気に入りましたが、初期設定は以下の左の黒のクロノグラフ。少し時間がたつと暗くなって省電力モードに入るのですが、どこかのスマートウォッチと違って以下の真ん中のように時間はちゃんと分かります。(外すと真っ黒になる) 右のように、白のGMTなども選べ、一つで複数の伝統のタグホイヤーの時計フェースが楽しめる!

タグホイヤー・コネクテッド・フェース

アプリは最初はあまり入ってませんが、下の左のメニューから、真ん中のように歩数計が表示できます。また、右のように天気予報も表示できます。液晶もきれいで、イイ感じ。

タグホイヤー・コネクテッド・メニュー

ちなみにこれらの小アプリ画面は 「カード」 と呼ばれますが、手首をすばやく外側に回すと上にスクロールでき、内側に回すと下にスクロールできて、右手がふさがっている時に便利です。

iPhoneの予定とも連動できて、下の左のメニューから、予定リストを選ぶと、真ん中のように iPhoneで入力した予定(Android Wearでは予定カードと呼ぶ)が見られます。右は同じ予定の iPhone上の表示。iPhoneでもちゃんと連携できますね。

タグホイヤー・コネクテッド・予定リスト

iPhoneがスリープしている間に画面にメッセージが蓄積されますが、あれが ウォッチの画面にカードとして表示されると思えってください。ウォッチに表示したくないアプリからのメッセージは、スマホの設定とかでブロックできます。

ちなみに以下がコネクテッドの裏です。タグホイヤーのロゴの右側に 「Intel Inside」 のマークが! CPUは、IntelのAtom。

タグホイヤー・コネクテッド裏

 


11/21
タグホイヤーが出した初の スマートウォッチ 「タグホイヤー コネクテッド」 (TAG Heuer Connected) 。カッコ良さそうだったのでお店に見に行きました。最後の一個の緑のバンドのやつを触ってみて、なかなか良さそうだなぁと思って一旦置きました。そしたら横からサッと取って 「おう、コレコレ!」 とか大声で言うので見たら、「高橋名人」! ファミコン時代に子供たちに神のように崇められた、ゲームの達人。が、今は小太りの普通のおじさんで、帽子かぶってました。その高橋名人が店員と店の奥にコネクテッドを持って行ってしまいました・・・。

高橋名人は、スマートウォッチでも、高速タップなのでしょうか・・?

 

Digital SW – デジタルなソフトウェア

 11/11
StrongLoop登場!
・・・といっても、2-3週間前まで知らんかった・・・。2ヶ月前にIBMがM&Aしたと発表があったとのこと。最近弊社、M&Aが多くて、果たしてどれが自分に関係あるのか・・・。が、聞くと関係大有りなので、早速社内セミナーに申し込みました。

米StrongLoop本社から人が来ると聞いていたのに、話してくれたのは日本人!日本からStrongLoop社に渡ったところ、IBMにM&Aされたとのこと。こういうの、何か日本人としてはうれしいですね。
Print

さて、では StrongLoop社とは? まず、Node.js Coreのコードに一番貢献していた企業とのこと。なるほど、BluemixにNode.jsが乗って以来、ソコは重要なポイントですからね。IBMはオープンソースに1000億円投資していると言われてますが、その一環ですね。説明聞いて、Node.jsのコールバックがどう良いのか、良く分かりました。その話はまた別途。

製品1) LoopBack。GUIやコマンドで、APIを定義・構成したり、テストしたりできるツールで、Node,jsのExpress (htmlのframework)のsuper-set。Swagger (RESTのIF定義)やOAuth 2.0にも対応。AngularJSのように、パッケージの自動構成やテンプレート自動生成の機能もある。Node.js デバッガーもあり、これまでのNode.jsのデバックしにくい欠点もカバーできそうです。

製品2) StrongLoop Arc。ミドルウェアの管理コンソールのイメージで、ビルド&デプロイしたり、CPUやヒープといったリソースの使用状況が監視したりできる。

これまで Node.s は、デバックとかもしにくくてあまりエンタープライズ開発には向かないかもと思ってましたが、これで結構解消される予感。早く使ってみたい!

Digital Era issued – ProVISION「デジタル時代のアプリ開発」発刊

11/11
ProVISION 編集後記その3。
ザ・プロフェショナルは私からお願いして、ディズニーランドのキャストの人材育成で有名な、鎌田さん。記事にあるように「顧客満足度(CS)向上には、従業員満足(ES)の向上が大事」と。 キャストにプライドを持って働いてもらえるよう、ディズニーランドがまだ今ほどではなかった頃に、お昼休みに休憩所を回ってキャストとよもやま話をしていくうちに、私の話に耳を傾けてもらえるようになったとのことでした。やはり、お客様に良いサービスを届けるには、まず社員の気持ちが大事ですね。

「プライドを喚起する」「個々の自律を促す」「真のニーズを読み取る」 といった鎌田さんのポイントは、これからのAgile等のデジタル時代の開発に必要な人材育成や、仕事の仕方とまさに合致しますね!


11/11
昨日はこのブログの事を初めて facebook で公開。お蔭様で普段の10倍以上のアクセスをいただきました!
弊社広報に勧められて、これまでの匿名ブログから、この企業名・個人名を公開してのブログに移行しました。果たしてどこまで更新が続くか・・・乞うご期待!


11/10
ProVISION 編集後記その2。
特別インタビューに応えていただいたのは、日本学術振興会理事長の安西先生。慶応義塾長もされた超有名な方で、本当にこちらの稚拙なインタビューにお応えいただけるのか不安なまま市ケ谷のきれいなオフィスに。が、非常に温厚な優しい方で、こちらのインタビューに対し想定以上にいろいろなお話をしてくださり、またこちら企業側の人材育成の悩みまで聞いてくださりました。

Agile開発などこれからの開発は、これまでと違って個々の人が自律的に活動する必要があること、そういったマインドは大学時代から養う必要があることを同意いただき、その話で盛り上がりました。

本当に素晴らしい方でファンになってしまいました。最後に 「いつも厳しい顔の写真ばかり載せられるから、明るい顔にしてね!」 とおっしゃり、それで選んだのがあの p12 の写真です。話題の大学入試改革のリーダー等もされていて、お会いする前は(そういった写真のせいか)厳しいイメージだったのですが、ご覧の通りの笑顔をいただきました!

今回の安西先生インタビューは、安西先生が理事をされている Future Skills Projectの講師をされた田端さんと、安西先生とゆるぎないチャネルをお持ちだった紀さんのおかげで実現しました。お二人のおかげです。本当にありがとうございました!


11/10
本日ついに、 ProVISION Vol.87 「デジタル時代を勝ち抜くアプリケーション開発」 -Winning the digital era of application development- が発刊!
編集長的なコンテンツ・リーダーとして今号をとりまとめましたが、なかなか思うようにいかない部分もあり、苦労しました・・・が、出来上がってみるとなかなか読みごたえのある濃い内容では!
執筆してくれた皆さん、担当の木村さんのおかげです。本当にありがとうございました!!

=> Web版はこちらから全文読めます

巻頭のマネージメント・メッセージは、日本IBM GBSトップのCameron Artさんにお願いしました。正直申しましてある程度は私が書きましたが(笑)、Cameronさん自らも 「デジタル時代こそ、ビジネス・トランスフォーションのチャンス」、「速さを増すビジネスのスピードに対応することが重要」、「企業内部の情報だけでなく、外部の情報も含めWatson等で分析することが必要」 といった重要なメッセージを書いてくれました。デジタル時代に対応するための、ビジネス・サイドから力強いメッセージをもらえたと思ってます。

 

Digital News – 新しいデジタルの動き

11/18
今日は、某丸の内のお客様と、新しいデジタル時代のアプリケーションについてのディスカッション。お客さんも真剣にデジタル時代のビジネスを考えているというのが、ヒシヒシと伝わってきました。充実したディスカッションを終えて外に出ると、以下の景色。余計きれいに見えました。

丸の内


11/6
「Uberization – ウーバライゼーション」 というのを聞いたのは初めて。「経営層は“ウーバライゼーション”に強い関心、米IBMが調査」 という記事でした。

ウーバライゼ―ションとは、「米 Uber がタクシー業界に衝撃と同様に、従来と全く異なるビジネスモデルで新しいデジタル企業が 市場参入することによって、その業界の状況が大きく変わる現象」 だそうです。単語もすごいですが、この意味の奥深さはすごいでね。

http://bizboard.nikkeibp.co.jp/itpro/atcl/news/15/110403605/?ST=p_bizboard&bzb_pt=0&bizclipmail=1

インダストリー・コンバージェンスによって業界の垣根が取り壊され、破壊的な変化が起こることが一番の関心事ということですね。間違いなく台風の目になるのは、いわゆる 「デジタル企業」 で、デジタル企業と組むのか、自らデジタル化するのか、がこれからの議論になりそうです。


11/6
本日は、IBM AcademyのGlobal Leaderと会談。
IBM Academyは、26年前にGlobal IBMで設立された、IBMの中の選りすぐられた技術者のみが参加できる技術コミュニティで、日本IBMには数十名がそこに参加する権利があります。その中で紹介された今のIBM Academyのモットーが良かったので、以下に紹介します。

unleashing wild ducks
– within yourself and in others –
to innovate with speed

academy_wall_156x156 IBM Academy


10/27
本日は、日本郵政さんが、iPadでの高齢者見守りサービスの実証実験を開始した。とのニュース。ちょっとだけ関わっていたので、感慨もひとしおです。シニアな方も iPad で見守られるなんて、ホントにデジタルな世の中になってきたんだなぁと。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC27H0B_X21C15A0EE8000/

Digital – Tokyo Motor Show 2015

11/1
もう一つ面白かったのは、Toyotaさんの以下の燃料電池自動車 (FC) 模型。良く見ると白い模型の真ん中の青い燃料電池(Battery) に、水素(H)と酸素(O)の Cup がつなげてあって、そこから吸い上げて模型が走ります。子供たちが歓声を上げて喜んでたけど、このValue、分かったかな?

燃料電池


11/1
Motor Showでは、いわゆる自動車以外にもたくさん面白い乗り物が。以下は Compact Mobility。前後 Two Seat の EV で、静かにすべるように走ってました。もう近所はこれで Eco Drive で良いですね!

ev

始めて見たのは以下の Personal Mobility。以下の右端にちらっと見えるセグウェイ風のは良くあるけど、こちらは動く椅子 Chair Mobility? って感じ。見た目は結構不安定っぽいけど、人の体重のかけ方でかなり機敏に反応して動いて、とっても楽しそう。これなら家の中でも使える!

honda


10/31
今年のMotor Showは思ったよりも自動運転が少なく・・。でも、以下のNISSAN IDSは良かったです。こちらのDemo Videoでは、自分で運転したい時はハンドルを握って、それ以外はハンドルが自動で格納され、iPadみたいなのが出てきて(以下の真ん中下部)自動運転 (Auto-Drive)というのを効果的に見せてくれました。

nissan_ids

上のVideoでは自動駐車もDemoしていましたが、自動駐車はもうすぐ普及しそうですね。


10/31
東京モーターショー2015、まさにDigital時代の車のオンパレードでした。その中でも印象が強烈だったのは以下の Mercedes-Benz F 015 (Luxury in motion)。 続きを読む Digital – Tokyo Motor Show 2015

Scene – Digital の風景

11/9
本日は渋谷で 「IBM FinTech Meetup」 。金融機関の方と、FinTechのベンチャー企業の方々・・・ダーク・スーツとジーンズが一同に介して、盛り上がりました。FinTech企業の方の話は始めてだったけど、結構皆さん面白いチャレンジをされていますね。

fintech_meetup

最初は何となくお互いヨソヨソしいというか、何となく攻めている側、攻められている側感があったようにも思いましたが、パネル・ディスカッションなどでは、お互い規制など苦労している点も共有でき、後の懇親会(下)では和気アイアイという感じでした。

fintech懇親会

この渋谷の会場 「dots.」 もイイ感じでしたね。ややカジュアルだけど明る過ぎないのでちょうどよい。別途お邪魔したFinTech企業も表参道で、やっぱり FinTech といえばこのエリアですかね?

しかし、その表参道で会ったFinTech企業のボスが、11月なのに半袖Tシャツだったのには驚いた!


10/30
弊社の新しい拠点 「丸の内 永楽ビル」。12月にココでFinTechの講演をすることになったので、下見とセキュリティ・カードもらうのを兼ねて行ってみました。

永楽ビル

どこかなぁーと思って行ってみたら、iiyoの上でした。iiyoは行った事あって、ここの地下のレストランって、丸の内のわりに結構コストパフォーマンスいいんですよね。で、以下の3つのお店で悩んだ末、一番左の「舎鈴(しゃりん)」でラーメン・ランチ。どっかで食べた事ある味だなぁと思ったら、やっぱり六厘舎の系列とのこと。

iiyo

肝心の永楽ビルの中身は・・・また講演の時に!


10/22

ちなみに下は、先月行ったAtlantaのIBM Design Studio。こちらも部屋の壁はほとんどホワイトボードでした。世界中に同様のコンセプトの施設があります。

IBM Studio Atlanta

 


10/22
今日は新しいIBM Studioで始めてのセッション 「デザイン思考」。Design Thinkingですね。この部屋はスペースの真ん中にあって、壁は全部可動式かつ、ホワイトボードになってます。最初は壁に落書きするみたいで、何かちょっと気が引けたかな・・。でもやり始めると、何か皆ノリノリになってくるので不思議。

IBM Studio WS

 


2015/10/19
今日はIBM箱崎本社の7Fにオープンする、IBM Studioでの前日セッション。写真、内緒で撮っちゃいました。以下のようなカッコ良いエリアが突如出現。イイですねー。ここなら発想を広げる事ができそう。

IBM Studio

Pepper君が、コーヒー・エリアで迎えてくれます。何かPepper君の独り占めも不思議な気分。けなげに一生懸命話しかけてくれるんだけど、どうしても二人(?)だけで話す気になれず・・・。もし誰か見てたら、恥ずかしいし・・・。

Pepper

ここは箱崎本社7Fの 「IBM Client Experience Center」。お客様に来ていただいて特別な環境で、いつもと違う発想を引き出す施設です。以前もCECという名前だったけど、Client Engagementが、Client Experienceに変わりました。やはりこれからはCXが大事ね。

IBM CEC

Era – 時代の流れ?

新しい時代の話をする前に、ちょっと古い時代の話。
私はコンピュータ屋の IT Architect なので、もちろん新しい技術が好きですが、古い技術も好きです。初代IBM PCの PC-AT を取り寄せたり、机の上には昔のPCから引き抜いた 486 DX2 のCPUが飾ってあったり、初期のThinkPad を取っておいたり・・・。

やっぱり歴史の流れってあると思うんですよね。あの技術があったから、今このアーキテクチャが可能になるっていう。温故知新でもないですが、だから古いモノも大事にして、新しいモノに生かす事が必要かと思っています。だから家には、DOS/Vマガジンや、OS/2マガジン の第一号とかも飾ってあります。(若い人は、それってナニ?って感じですよね~)

話は変わりますが、私の職業は IT Architect ですが、実は趣味は ITじゃないリアル・アーキテクチャです。つまり、建築物とか。休暇を取っては、世界を回って古いアーキテクチャや、新しいアーキテクチャを見て回っています。

4.ストーンヘンジ 逆光eye

一番古いアーキテクチャといえば?やっぱり、上のイギリス 「ストーンヘンジ」 ですね。これは古い!3000年前です。でもコレがあるから、今の建築物や暦、気象観測がありますよね。3000年前にこれだけの石を積み上げられた技術は、素晴らしいと思います。

次は、アーキテクチャじゃないですが、「ロゼッタ・ストーン」。2200年前に作られた石で、ここに古代エジプト語のヒエログリフと、ギリシャ文字の両方で同じ内容が彫られていたため、古代エジプトの文献が読めるようになった、あれです。

12.大英博物館 ロゼッタストーン

以下はローマのフォロロマーノ。ローマ時代の凱旋門です。2500年前に造られた建造物です。ここは広い範囲でローマの遺跡が発掘され、残されています。

フォロロマーノ

続きを読む Era – 時代の流れ?

Digital Era – デジタル時代

このブログのテーマは、 Digital Era ・・・「デジタル時代」 。

“Digital” って、昔デジタルなんとかって会社があって、私も20年以上前に学校でそこのコンピューターを使っていましたが、ある意味懐かしい用語ですよね。コンピューターの象徴的用語でしたが、むしろ近年はあまり使われていませんでした。

ところが2015年初くらいから広く、新しい世の中を 「デジタル化された時代」 などと呼ぶようになりました。50年前からコンピューターは使われていたのに? もっと普通の人の普通の生活がデジタル化されたという事ですね。今の若者は小さい頃からPCを触り、常にスマホを持ち歩いているので、世の中全てが「Digitized – デジタル化された」という事なんでしょうね。

Marc Prenskyはそういった若者を、Digital Nativeと呼んでます。日本では、1980年以降の生まれの人が該当するそうです。・・・しまった、俺は完全に枠外やないか・・・。

しかし一応、日本のコンピューター業界でJavaやWeb、SOAなどを牽引してきた一人との自負があります。まさか、MobileやCloudの開発したことありませんとは言えません・・・。ましてやプロジェクトのテクニカル・レビューで、そんなオープンソース聞いたことありませんとも言えず・・・。


・・・というわけで、すっかり Digital Native 世代ではない私ですが、Digital Era にチャレンジすることにしました!
このブログは、その冷汗と感涙の記録です。