Shanghai – 上海デザイン・スタジオで デザイン思考

先週上海に出張して、デザイン・スタジオが新しくできたとのことで見学。新しいビル(KIC Technical Center)の1Fに、以下のような IBM Studio ができていました。(立っているのが見学者)

上海IBM DC

壁や柱が特徴的に色分けされており、半透明なガラスの中が部屋になっていて、壁に絵を書いたりポストイットが貼れるようになっています。そこでデザイン思考(デザイン・シンキング)のセッションを開催することで、より創造的なアイデアをという趣向ですね。

プレゼン・エリアもパワポをプロジェクターで見るのではなく、以下の右の女性が持っている iPadの画面をApple TVなどでそのまま投影しながらディスカッションします。実際に動くアプリを見ながらディスカッションしてその場で修正するのは効率的で、もうパワポでチャート化する時代ではないですね。

上海IBM DC_presen

面白かったのは、デザイン・シンキングの部屋にはオーブン・レンジやコーヒー・メーカーもあって、そこで料理して食べながら話せるようになってました。椅子も全て可動式でどこでも移動できます。お堅い会議形式ではなく、リラックスして自由な発想をということですね。

2Fには以下のようなスペースもあります。一見すると何のスペースか分かりにくいですが、左の2面テレビとその上のWebカメラを使って、大人数でTV会議をするスペースです。自由な雰囲気で遠隔地とコミュニケーションする感じが良かったです。

上海IBM TC room

中国もなかなか進んでいます。
このTV会議スペース、日本にも作ろう!

 

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