Watson Summit – コグニティブ時代の ワトソンの使い方

本日はWatson Summit。昨年まではエキサイトという名前のカンファレンスでしたが、Watson Summitという名前にした瞬間すごい集客率だったそうで、やはりWatson効果は絶大ですね。トップのフォトのポール与那嶺社長のスピーチで幕を開けましたが、Global IBMのGinni Rometti会長も以下のコメントを寄せている通り、

Watson Summit Ginni

もうIBMはコグニティブとクラウドの会社です。とのこと。他にもいろいろあったような気もするけど・・・もうその二点に全て集約させるくらい、力が入ってますね。

私も今年からWatsonの技術統括も担当しているので、うまく活用してお客様の役に立てたいですね。ということで、すっかり有名になったこのWatson君をどう使っていくかが、このカンファレンスの主題であると思いました。

基調講演の一つは、PepperでWatsonと強力に協業させていただいている、ソフトバンク社の宮内社長からお話いただきました。最初の話は、アメリカの大学で、大学の履修科目などの問い合わせ対応にWatsonを使っていたが、5ヶ月間誰もWatsonが答えていると気付かず、人だと思ってたという話がありました。

Watson Summit 大学

この話はシンプルで分かりやいですね。もうそういう時代になったなと。そういう使い方があるんだなと。Watsonなら夜中でも休日でも休まず答えてくれますしね。また、三菱東京UFJ銀行様のLINEを活用したサービス提供事例も話していただきました。

Watson Summit BTMU

ソフトバンクさんに多大なる強力を得て開発した日本語Watson、既にこのように活躍していますね。面白かったのは、次のソフトバンクさん自身の事例 「Softbank BRAIN」。ソフトバンク社用Watsonをどんどん賢く教育して、コールセンターの電話や、携帯ショップでの問い合わせに対して、難しい質問でも即座にWatsonが答えてくれるようにしようとするもの。さすがソフトバンクさん、取り組みが一歩先を行っていますね。

Watson Summit Softbank宮内社長

また、かんぽ生命さんや富士重工さんも、現在取り組んでいただいているWatsonの使い方をパネル・ディスカッションで紹介いただきました。かんぽ生命様は、保険の支払い査定という深い保険や医学の知識が必要な判定のサポートに、Watsonを使うとのこと。年200万件の審査に、効率化が必要になっているそうです。こういった事が実現されると、本当に我々の仕事の助けになりますね。

Watson Summit かんぽ生命様

さて、この後私は FinTechの講演をさせていただきます。Watsonの一つの使い方として、FinTechでの活用をご紹介します!

 

 

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